Noct-Nikkorを試す(5) 武蔵小金井北夜景
浴恩館公園での撮影では、このレンズはポートレートを想定して設計されているのか、中景で本来の性能が出て、遠景はそこそこ、近接での性能は決して良くはありませんでした。
”矢尻”で見せたこのレンズの不名誉のままではやりきれない気がしますので、Noctと名前が付くくらいだから、おそらく最も得意とするであろう夜景の写真を撮りに、近所の武蔵小金井の駅に出かけてきました。
夜景では、日中のようにフィルターをつけるとフィルタ面での反射のため、デジタルでは特にゴーストが発生しやすいので、フィルターをつけずに撮影するのが鉄則ですが、第一面が貴重な研削非球面であるこのレンズに傷はつけたくないので、L1Bcをつけた状態で撮影しました。カメラはNEX-5N、絞りはすべて解放のF1.2で、手持ち撮影です。
小金井街道を南に向いて撮ったものです。この先に武蔵小金井の駅があります。
夜景はさすがと言うしかありません。画像中心から外れた位置にある車の強力なライトでも大きなフレアは発生していません。非常にすっきりした写りになっています。
街路樹の毛をまとった新芽にピントを合わせてみました。
遠くのライトが口径食で削られた円ボケしていますが、コマフレアの気配はほとんど感じません。また、明るい水銀灯にまつわりつくことが多いパープルフリンジも今回はほとんど気になることはありませんでした。どうもL1Bcのフィルターが効いているようです。ただ、フィルタ装着のため画像上部にある街路灯のゴーストが画像中心を点対称とした位置に緑色になって現れています。
駅の南側が再開発される前はメインの商店街だったと思われる通りです。
昭和のよき時代を感じさせる雰囲気があります。
通りの飾りも、芸術性はあまり感じませんが結構凝ったものです。
今回、ここを写したもう一つの目的は、この春で撤去されるもうすでに使われていない歩道橋です。
反対側から見たものです。
歩道橋が途中で切断され、無用の長物のオブジェと化しています。
さすがに、F1.2の絞り開放とは思えないような写りをしています。
夜景であれば、絞り開放から十分このレンズの力を発揮していることがよくわかります。
再開発された駅の南側に行ってみます。
”矢尻”で見せたこのレンズの不名誉のままではやりきれない気がしますので、Noctと名前が付くくらいだから、おそらく最も得意とするであろう夜景の写真を撮りに、近所の武蔵小金井の駅に出かけてきました。
夜景では、日中のようにフィルターをつけるとフィルタ面での反射のため、デジタルでは特にゴーストが発生しやすいので、フィルターをつけずに撮影するのが鉄則ですが、第一面が貴重な研削非球面であるこのレンズに傷はつけたくないので、L1Bcをつけた状態で撮影しました。カメラはNEX-5N、絞りはすべて解放のF1.2で、手持ち撮影です。
小金井街道を南に向いて撮ったものです。この先に武蔵小金井の駅があります。
夜景はさすがと言うしかありません。画像中心から外れた位置にある車の強力なライトでも大きなフレアは発生していません。非常にすっきりした写りになっています。
街路樹の毛をまとった新芽にピントを合わせてみました。
遠くのライトが口径食で削られた円ボケしていますが、コマフレアの気配はほとんど感じません。また、明るい水銀灯にまつわりつくことが多いパープルフリンジも今回はほとんど気になることはありませんでした。どうもL1Bcのフィルターが効いているようです。ただ、フィルタ装着のため画像上部にある街路灯のゴーストが画像中心を点対称とした位置に緑色になって現れています。
駅の南側が再開発される前はメインの商店街だったと思われる通りです。
昭和のよき時代を感じさせる雰囲気があります。
通りの飾りも、芸術性はあまり感じませんが結構凝ったものです。
今回、ここを写したもう一つの目的は、この春で撤去されるもうすでに使われていない歩道橋です。
反対側から見たものです。
歩道橋が途中で切断され、無用の長物のオブジェと化しています。
さすがに、F1.2の絞り開放とは思えないような写りをしています。
夜景であれば、絞り開放から十分このレンズの力を発揮していることがよくわかります。
再開発された駅の南側に行ってみます。
この記事へのコメント
ノクトの名が付いているからと言っても、大口径で絞り解放からばっちりというレンズはそうはありません。やたら大口径を売りにして高価にしてレンズを売るメーカーもありますが、絞り開放での撮影ではガッカリさせられます。さすがにAの音の付くメーカーはいいようですが、庶民にはそこまでお金はかけられません。