Noct-Nikkorを試す(3) 縄文の文様

浴恩館公園にある文化財センターに展示されている縄文時代の土器ですが、もっと近づいて文様をよく見てみましょう。

前回と同じく、照明が色が混在しているので、カラーバランスは1枚1枚、ソフトウェアで手動で調整を行いました。
カメラは、NEX-5N、絞りはF1.2とF2.0でほぼ同じ場所を写し、以下すべて一枚目は絞り開放F1.2、二枚目はF2.0です。

復元された部分は赤く、オリジナルの部分は黄色みがかっています。
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左下の白い陰はガラスの反射です。背後に白い机があって円偏光フィルタでは取り切れませんでした。
目一杯近寄って、中央の丸い部分を拡大してみました。
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オリジナルの部分と元の部分の色や質感の違いがよくわかります。ブログサイズの画像ではよくわかりませんが、クリックして拡大して画像をみると、絞り開放のF1.2の画像では、フレアをまとったような写りになっています。近接した状態では、諸収差の補正がうまくいっていないのでしょうか。
次の土器は、肝心の尖った部分が復元の付け足しです。
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オリジナルの部分の文様のヘラの使い方の多様さは結構巧妙です。付け足しの部分のみすぼらしさを感じます。
次の画像も、絞り開放のF1.2の画像では、フレアをまとったような写りになっています。
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F2での画像は、手持ち撮影のため、シャッタースピードが遅くて少しぶれてしまったようです。絞って解像を良くしてもその分シャッター速度が遅くなって手ぶれしていては絞った意味がありません。このあたりが実用的な限界と言うことになります。
縄文式にしては比較的シンプルな文様ですが、縄文をつけた後に削っているのでしょうか、渦巻き柄はどこでもいつの時代でもよく見られます。
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次の土器は、下半分くらいが復元になっていますが、いかに復元部分の文様をいい加減に描いているかがわかります。
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別の向きから写しましたが、向きによって随分柄が違うものです。
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最後の土器は、写真で撮った部分はほとんどオリジナルのようで、右上の文様がいい加減に描いてある焦げ茶の部分が復元部位のようです。破片のはげ方からすると、表面の文様だけ薄く張ってあるようにも見えます。
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しかし何とも不思議な柄です。動物の内臓のようにも見えます。

Noct-Nikkorは、どうも近接しすぎるとフレアが増大するようで、その条件の場合は少し絞って撮影した方が良さそうです。

次は、もっと近づいて黒曜石でできた矢じりを少し撮ってみました。

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