Ai AF Nikkor 18mm F2.8D 試写

次は、ニコンのモールド非球面レンズの第一号であるレンズです。
非球面レンズといえば、研削非球面レンズ(ニコンは精研削と呼んでいますが)を使用したノクトニッコールや28mm F1.4Dが有名で、生産中止になってからは今でも随分高価に取引されていますが、この18mmは、最近は、前回のカラースコパー20mm程度の価格で手に入るようになりました。やはりモールドという型押しには価値がなく、精研削という削りだしには価値があるのでしょうか、価格高騰が楽しみなマニアから見ればまさに聖研削なんでしょうね。
カメラはEOS 5DmkIIです。

まずは、絞り解放F2.8での撮影です。
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周辺減光がよくわかります。今回試した三本の中では、絞り開放F値が小さいせいか、減光が最も強く出ています。また、減光部分が少し紫っぽくなっているのがわかりますでしょうか。ミラーレス一眼デジタルカメラに後玉が出っ張った短焦点レンズをつけたときに見られるシアンコーナーと言われている現象です。このニコンのレンズは、後玉を見ると半球状でツァイスのホロゴンとよく似ています。しかし、後玉からフィルムまで距離のある一眼レフカメラ用のレンズでもこの現象が出るとは思いませんでした。
次は絞りF8での画像です。
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周辺減光、シアンコーナーとも随分改善しましたが、ごくわずかだけ残っています。
以下、絞りF8での画像です。
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コシナのカラースコパーに比べると若干こちらのレンズの方が高解像・高コントラストでニコンらしい硬い画質を感じます。レンズの大きさも、カラースコパーには及びませんが、十分コンパクトで扱いやすく、金属鏡筒の塗装も手触りのいいものです。
唯一の欠点は、オートフォーカスがボディ側駆動で、マニュアルでのピントリングの操作が、回転角が小さくオートフォーカス向けにスカスカに軽いことです。
web上で、最近の広角ズームレンズとの比較記事を見ると、このレンズは、絞り開放から比較的高解像・高コントラストですが、他のレンズが絞って行くにつれて画像が改善するのに比べて、このレンズはそれほど改善しないとのことでした。

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