加東市平池公園(1)睡蓮とトンボ: EF70-300mm F4.5-5.6 DO IS USM

自宅から車で高速に乗らずに40分ほどで行ける兵庫県加東市平池公園に、睡蓮と蓮の様子を見に行きました。

今回撮影に使った EF70-300mm F4.5-5.6 DO IS USM と言うレンズは、DOレンズ(積層型回折光学素子)とかいう、光を曲げる原理は全く違いますがフレネルレンズの溝を超細かくしたようなレンズを使った変わり者です。回折フレアの発生で実用にならない所を積層化で防いで、小型化とLレンズなみの高画質という能書きですが、今ひとつネット上でどこを見ても評判が良くありません。こんな変わり者を大金はたいて買うなら、同じような値段で手に入るLレンズを買った方がいいという話も聞きます。

私も、キャノンの言うことを信じて、小さくて取り回しが良く、高画質、しかもIS付きは便利とばかりに運動会用に買ってしまい、年に数回は使っているのですが、実際の所どの程度の画質・ボケ味かは試したことがありません。

そこで今回、水に遮られて近づけない睡蓮や蓮を撮るには寄れて便利だろう、300mmで1.4mのマクロも付いているし、とうことで、このレンズを使ってみました。

カメラは、EOS 5DmkIIで、ほとんど望遠側300mmで絞り開放、といってもF5.6ですが、で撮影しました。

この日は、昼飯を食べてからおもむろに出かけたので、池に着いたのは、午後2時半頃で、ものの見事に睡蓮は9割方、つぼみの状態でした。
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そんななかでも、いくつか、半開きのものを撮してみました。
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睡蓮に関しては、咲いている期間も長いので、また来て見ることにして、たくさん飛んでいたトンボを撮ってみました。あまり寄れなかったので中心部1/2にトリミングしてあります。
コシアキトンボです。
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ネキトンボというアカトンボの仲間でしょうか。
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チョウトンボです。葉の上に留まっていてもゆらゆらと羽根をゆっくり動かすおもしろいトンボです。金属光沢の黒い羽根も魅力がありますが、なかなか近くに寄らせてはくれません。
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クロイトトンボです。
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トンボの見事な写真、特に飛んでいる最中の写真をネット上で時々見かけますが、鳥の飛翔中の写真と同様、いつも感心させられます。たぶん道具も根気も超人的なのでしょう。とても素人ではまねできません。

ところで、つぶさに画像を見られる方ならお気づきだと思いますが、このレンズ、レンズの性能を気にしながらとってみると、意外とシャキッとしません。細かい所でピントが合わせるのが難しいのです。微小ソフトレンズとでも言いましょうか、原理は全く違うのですが不思議とフレネルレンズのボケボケの雰囲気とよく似ています。巷のうわさは本当のようです。
キャノンのサイトでMTFの特性図を見てみると、半額以下で手に入るEF70-300mm F4-5.6 IS USMの方が、性能は同程度かむしろ良さそうです。Lレンズと同程度というのは釣り文句に過ぎなかったようです。確かに大きさは小降りで扱いやすいのですが、10万円以上の大金を払う価値はないように思います。

DOレンズは、他に400mmがありますが、そのMTFをみても、同じF8で比べたときに、1/3以下の値段で買える1段暗いレンズに負けているようですし、他のレンズに展開していかない所を見ると失敗作なのでしょうか。色収差は良さそうですが、「球面収差なども良好に補正」とうたっているのに、より安いレンズに解像が負けるとは情けない話です。
本当によければ、Lレンズのように高級レンズに必須のものとして展開されるでしょうし、他社も追随するでしょう。設計時の評価の仕方に何か間違いがあったとしか思えません。
同じ光を曲げると言っても、屈折と回折では随分違う気がしますが、ぼけたように見える所からすると、実写では平行光とは違って隣り合う光束の光の強度は様々ですから、光を曲げた後の光の回折の仕方が違うのでしょうか。専門の方に解説いただきたいものです。

頭が痛くなるような話はこれくらいにしておきましょう。
睡蓮の花は、すぼんていてうまくとれなかったし、大金はたいてレンズ性能がこれでは、機嫌悪く文句も言いたくなりますが、蓮の方は咲いていたので、気を取り直してそちらを見てみましょう。

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