Ai-AF Zoom Nikkor 18-35mm F3.5-4.5D IF ED: 石ヶ谷公園梅園

ニコンのAi-SやAi-AFも、そろそろ風前のともし火状態ですが、ニコンのレンズをニコン以外のカメラで写すには、AF-Sでは絞りリングがないので手動では絞りが動かせず、Ai-SやAi-AFを使う以外にありません。マウントコンバーターによってはレバーで絞りを動かせはしますが、正確な絞り値がわかりません。しかし最近Eマウント用にEFマウントのレンズの絞りを動かせるアダプターが出たので、ニコンのレンズ用にもこれと似たようなAF-S用のアダプターが発売されるかもしれません。

今回、Zoom Nikkor 18-35mm F3.5-4.5Dという安価な広角ズームを試したくなったのは、まず、安価であること、ネットで見ると案外評判がよいこと、Ai-AFであること、それと特に、非球面レンズを複数含む割にはMTF曲線に暴れが少なく、コントラストの曲線がなだらかに減少し素直そうな特性であること、にあります。

そんな訳で手に入れ、近所の石ヶ谷公園の梅園を撮してみました。撮影日は2012年3月15日でまだちょっと寒く咲き始めというくらいです。カメラは、NEX-5N、ISO100、スタンダード、WBは晴天です。

今年はまだ寒いのか、未だに枯れ野原状態です。
まずは焦点距離18mmです。上の画像が絞りF3.5、下がF8です。
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絞り開放からよく写っています。
左上のサイロの部分の拡大です。クリックして拡大するとピクセル等倍です。
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拡大すれば、少し絞りF8の方がより細かい所まで写っていることがわかります。

次は焦点距離35mmです。上の画像が絞りF4.5?、下がF8です。
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MTF曲線からすると35mmの方が良さそうで、その通り、絞り開放からよく写ります。
同じく左上のサイロの部分を拡大してみます。クリックして拡大するとピクセル等倍です。
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拡大すればF8の方が画像が引き締まっていることがよくわかります。
どちらにしても遠景の場合はシャッター速度が許せば、開放バカに徹する必要はなくF8の方が良さそうです。

絞り開放、18mmで近景を撮してみました。
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よく見れば梅の花の細かい所までよく写っていますが、この距離では背景がほとんどボケなく、全く分離しないので見難い状態です。

絞り開放、35mmにして最も近寄って撮ってみました。
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あまり大きくは撮せませんが、ボケは、ピント面より手前側も向こう側も違和感のない、よいボケ方をしています。

絞り開放、18mmにして最も近寄って撮ってみました。
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梅の花の大きさも中途半端で、背景はそれほどぼけず、分離が悪い状態で2線ボケ傾向も伺えます。

絞り開放、35mmにして背景にも花を入れてみました。
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大口径ではないので、それほど強くはぼけませんが、ボケは悪くない方だと思います。35mmなら被写体に近寄って前後のものをぼかす使い方もできそうです。

MTF曲線からすると35mmの方が特性が素直そうで、そのためかズームレンズにしてはボケがきれいな気がします。ただこのレンズ、名称はズームニッコールですが、倍率(焦点距離)を変えると、ピント位置が変わってしまうので、バリフォーカルニッコールと呼ぶのが正しいようです。まあ、超広角でこの値段、安物はこんなものということでしょうか。ピントズレさえ嫌にならなければ、そこそこの大きさで携帯性も良くトータルで見れば良いレンズだと思います。

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